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今年の同釜会の準備に苦戦

同じ釜の飯を食った同期生の集まりのことを同釜会と言っている。この同じ釜の飯を食うというのがいかにも日本人的発想である。若い頃のそれぞれの思い出の中で共通化するにはよい言葉でもある。右肩上がりの時代、技術や品質で世界一を目指す。目標が世界一とは随分いい加減な目標である。今どきの自分なら、もっと具体的にわかりやすい目標にしなさい、と言うであろう。

工場建設真っただ中に入社した幸運もある。下行程の工場から建設が始まる。工場用地は遠浅の海岸地帯を埋め立て造成する。この環境での工場建設は、実におおらかに発想できる。古い工場が全くないグリーンフィールドに建設する工場は世界一でなくてはならない。世界一にするにはレイアウトはもとより、材料の受払、製品や中間製品の払い出し、仕掛品置き場の面積、やがて工場稼働時の生産効率を想定しながら激論を戦わす。これは同じ釜の飯を食った仲間の原点でもある。

そこへ2,3年で工場建設現場を離れて、転勤する一団もいる。事務職系の人々である。一見同じ釜の飯同類項であるような言動もあるが、やがて他工場や本社経験をして再会したときに様子は変わる。明らかに上から目線で技術者群を見下す。彼らに工場でやりたいことを相談すると、かえってくる返事は「その提案が全社的に見て納得できるものであるか熟考の要」とか「リスクの指摘」でうんざりすることが多い。

加えて多くの事務職系は終焉の地を東京か郷里にしている。一方技術職系は工場近くの地を最後の地として居住している。このような人的環境から自然発生したのが「同釜会」である。事務系排除の同期会を再開して6回目の今年は会員にも大きな節目になっている。東京地区からは「名古屋の屯田兵共」と悪口雑言を浴びている。会員の推薦があれば何方でも受け入れるよ。と言っているのだが、いずれ合同「同釜会」開催にこぎつけることもあろう。

さて、今年は参加人数が激減した。理由は年齢による老化があるのは間違いない。いくつかの事例を紹介すると、奥様が急逝して激ヤセ・気力喪失したものがいる。近くに住んでいるので、お悔やみ激励のつもりだった。若い頃の元気な姿を知っている者には信じられない光景である。言葉がない、目がうつろ、痩せこけた顔で食事は自分で賄っているので心配ない。同釜会に参加した皆さんにはよろしくつたえてくれ。精一杯の言葉であった。

浦和居住の者から、駅近くの広いマンションに住んでいたが、退去者が出始めていずれ孤独なマンション住まいも想定される。独身の娘のことを考え、戸建て住宅に移住することにした。80歳になると引っ越しもままならないので急きょ今のうちに転居を決めた。転居日が同釜会開催日なので今年は欠席する。来年は必ず参加するので皆さんによろしく。また東京住まいの仲間から傘寿会と重なったので済まない。名古屋在住だが、胃癌と食道癌にやられ手術した。奥様には数年前先立たれ、何とか参加できるように体力回復に精進中(欠席)。

理由はいろいろだが、間違いなく老化とともに訪れる寂しい現象であろう。世話役としては、参加者が少なくなっても同釜会は継続することを誓い合って準備を進めている。
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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

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