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ハブ空港の失政を嘆くのはやめたい

韓国、シンガポールに登場したハブ空港は20年以上も前から、日本の多くの人は気が付いていたはずです。やがて中国にも2,3のハブ空港は登場するでしょう。日本では利用価値の少ない地方空港を作り続け、ハブ空港がないことを大きな失政として取り上げられることもあるが、失政を嘆いても始まりません。

約30年前に所用でシンガポールに行ったときにチャンギー空港は完成直前でした。その時利用した空港は都心に近く、便利な空港だったが何故新しく巨大な空港を都心から離れた地に建設するのか不思議に思いました。小さな独立都市国家に巨大空港など必要ではないと思うのは自然でしょう。リーカンユーという素晴らしい指導者の存在で小さな都市国家は未来に向けて期待に輝いていました。

約20年前、勤続表彰で休暇と少しばかりの表彰金をもらいました。中、高、大と受験を控えた家族は旅行等考えも及ばないと拒否されたが、初めての家族との海外旅行に大韓航空の格安往復フリーキップを購入しました。行く先ざきで宿泊、観光地を選択しながらロンドン、ローマ、パリの旅は結果的に大散財してしまいました。

往路、復路ともに完成直後の仁川空港に立ち寄りましたが、トランジットには便利さ、快適性ともに申し分のない空港です。よく利用している羽田、成田、千歳に比べて格段の違いを見せつけられました。トランジットが感じる程度のことは、その道の専門家は十分に承知していると思います。

日本は成田にこだわりすぎました。これからは海上を拡張すればハブ化も可能な羽田を候補に検討を進めればよいでしょう。しかし日本に巨大ハブ空港を建設する必要はありません。むしろ、中・小ハブ空港による健全な航空路網を作り上げてほしい。過疎地と言われる地域に世界中の空港から簡単に乗り込める日本にしてほしい。利用者からみればハブ空港が海外にあっても一向に問題ありません。

乗客や貨物を日本人の生活行動に便利な形に作れば良いわけで、時代遅れのハブ化に血道を上げるよりは全国に張り巡らせた空港網を世界に誇る空港インフラとして活性化したいものです。間違っても地方空港にぺんぺん草が生えるようにしてはなりません。

JALの再建も過去のしがらみを断ち切れない人々が多く、思うように進んでいないようです。不採算路線の切り捨てで飛行機の飛ばない空港も出てきそうです。民間的発想での再建は、コスト一辺倒の再建案に陥ります。不採算路線切り捨て、地方切り捨ては当然の帰結になるでしょう。そのような事態にならないためには国の指導、国民的コンセンサスが重要になります。

巨大ハブ空港間の飛行は海外航空会社に任せ、中小ハブ空港機能を強化し、地方空港を充実させる。安全と利便性を確保する手段は地方の知恵に任せ、滑走路の保全などは江戸時代の道普請(ミチブシン)的発想で地域労力を活用する。日本人が最も得意とするサービス精神と緻密な管理により利便性と安全な体制が出来上がるのではないか。

これからはインフラ構築といったハード志向から、運用管理や運営管理に重点を置いたソフト志向に転じて制空権を構築する時代になるのではないでしょうか。

人の知恵、人の度量は日本人だから優秀だとかいうことはありません。日本が選んだ方向として最悪のシナリオにならぬよう次の選択を間違えないようにしなくてはなりません。巨大ハブ空港はなくても、中小ハブ空港で世界一利便性に優れ、安全な空路網を実現する。そしてなによりも医療格差、地域格差を緩和する航空網であってほしいと願います。
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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 日記

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